小松城 / 帝國博物学協会 加賀國
帝國博物学協会
加賀國
小松城
 所在地 石川県小松市丸内町
 交通機関 JR北陸本線 小松駅下車 徒歩15分
 別  名 芦城・小松の浮城
 略  歴 小松城の築城はいつの頃か不明であるが、永禄7(1564)年、朝倉義景が一揆の拠った小松城を攻略したとされている。
天正4年、一向一揆の将若林長門の拠る小松城を、柴田勝家が攻略、城将として村上頼勝を置いた。
慶長3(1598)年、村上氏は越後本庄に転封、小松城に松任城の丹羽長重が11万石で入城した。
長重は、慶長5(1600)年、関ヶ原の前哨戦とも言われる浅井畷の戦いで、金沢城主前田利長と争い、戦後改易となった。
小松城は前田氏の持ち城となり以降年寄衆が城代として入った。
寛永16(1639)年、小松城は加賀藩主前田利常の隠居城となったため、二之丸・三之丸などが整備された。
万治元(1658)年、利常死去後再び城代が置かれたが、延宝7(1679)以降は小松城番が置かれ、このまま明治維新を迎えた。
 現  況 小松城は、明治維新で廃城後、土地・建物は売却され破壊された。城址は小松高校が建てられ、その一角に三階櫓の櫓台と水之手付近の石垣が残されている。
また、三之丸跡は芦城公園として整備されている。

小松城三之丸
案内板

三之丸跡
(芦城公園)

三之丸石垣

本丸櫓台

本丸櫓台

本丸跡

二之丸跡

本丸
水之手門跡

本丸
水之手石垣
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