帝國博物学協会
越中國
瑞泉寺
 所在地 富山県南砺市井波3050 
 交通機関 JR北陸本線 高岡駅下車 加越能バス 井波下車 徒歩10分
 別  名 -
 略  歴 瑞泉寺は、永和(1375〜79)年間、本願寺5世綽如によって建立された草庵を開創とする。
明徳元(1390)年、綽如は小松天皇の聖旨を奉じて下向した綽如は、勧進状で寄付を募ってこの瑞泉寺を建立した。
瑞泉寺3代蓮乗の頃が最盛期であり、門徒を中心に越中で大きな勢力を誇るようになっていった。
天正9(1581)年、全国平定の軍を進める織田信長の家臣、佐々成政が越中に侵攻すると、瑞泉寺は門徒と共に抵抗した。
このため、成政は瑞泉寺を攻撃、堂塔伽藍は全て灰燼に帰した。
現在の建物は、宝暦・安永(1763〜1774)年間に再建されたものである。
 現  況 瑞泉寺の門前町は井波彫刻で有名な南砺市井波である。
瑞泉寺は歴史を感じさせる参道の最深部に悠然と建っており、門前には見事な石垣が築かれている。
この石垣は勿論後世のものであるが、佐々成政によって焼亡した時の影響の大きさを感じる事ができる。

瑞泉寺門前の
石垣

瑞泉寺門前の
石垣

勅使門

本堂
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