帝國博物学協会
越中國
井波城
 所在地 富山県南砺市松島3053
 交通機関 JR北陸本線高岡駅下車 バス 瑞泉寺前下車 徒歩5分
 別  名 -
 略  歴 瑞泉寺三代連乗が寺の防備を高めるため、築城したのが井波城の始まりである。
文明16(1484)年、福光城主石黒氏と戦いに勝利を収めた瑞泉寺勢力は力を付け、越中一向一揆勢力の中心となった。
天正3(1585)年、越中まで勢力を伸ばした織田信長軍は、揮下の佐々成政に一向一揆倒滅を命じた。天正9(1581)年、井波城は落城、一揆勢は五箇山逃れて行った。
成政は、井波城に前野小兵衛を入れ守らせたが、天正13(1585)年、豊臣秀吉が越中征伐で、前田利家に攻められ落城、廃城となった。
 現  況 本丸が井波八幡宮・二之丸が古城公園・三之丸が綿貫民輔氏宅(衆議院議員)と伝えられ、周囲に土塁・空掘などが残されている。
本丸跡の井波八幡宮には、城の井戸であった臼浪水が残されている。

臼浪水

本丸跡

本丸跡

二之丸土塁

本丸土塁
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